永どんプロフィール
永どん(ながどん)は、東京都多摩市の永山エリアを盛り上げるために生まれたどんぐりの木の精だどん!
みんなで永山を楽しむどん!
誕生日
6月1日。でも、この姿になるずっと前から永山を見てたんだよ!
性格
好奇心旺盛、明るく活発で普段はとても優しいけど、ゴミが落ちてると怒っちゃうから気をつけて!
趣味
探検、お昼寝。自然が大好き!みんなと仲良くなりたくて、永山周辺を探検してるよ!木陰をのぞくと永どんがお昼寝してるかも・・・
好きな食べ物
永山の自然パワーを吸収しているから、何も食べなくても大丈夫。でも、ポシェットにはいつも・・・
好きな場所
永山駅、グリナード永山
永どん誕生物語
むかし
ドングリの森がありました。
その森には たくさんのいきものが住んでいて
人は自然の恵みと共にくらしていました。
――ある日
一本の大きなドングリの木の下で話す人たちがいます。
「ここに すてきな街をつくりましょう」
それを聞いたドングリの木の精は胸をワクワクさせました。
「すてきな街!? どんな街?」
そして…
ドングリの森に、たくさんの人とブルドーザーがやってきました。
沢だったところには工事のためのため池がつくられました。
森の木々が切られていきます。
ドングリの木の精は、もうすぐ自分も切られてしまうことを知りました。
引っ越していく森のいきものたちを見送りながら、
ドングリの木の精は、ひと粒のドングリに思いをたくしました。
「すてきな街ができるのを、見守っていくんだよ」
ドングリはキラッと光って枝から落ちました。
ドングリの木の精と仲良しだった鳥さんが、
キラッと光るドングリを見つけました。
「ボクをつれて行って! 街を見おろせる丘に」
鳥さんに運ばれて、ドングリは小高い丘につきました。
――それから40年
森と沢だった場所には永山駅が建ちました。
たくさんの人たちが行き来する、にぎやかな街ができています。
駅を見おろす丘でしずかに育ったドングリの木の精は、
ときどきこっそり、街に姿をあらわします。だれにも気づかれないように…。
でもいつも思っていたのです。
「みんなと会って、仲良くしたいどん!」
――2014年 永どんが会いにきた!